どのような視点からふりかえりを行うか
毎週行っているレトロスペクティブから学びがあったので書き出しておきます。
いつもは
最近自分が行っていたふりかえりでは「Good Bad」のフレームワークを少し変えたものを使っています。
「気になること/変えたいこと」と「Good」にの二項目を用意し、「気になること/変えたいこと」の比重を高くふりかえりを行うようにしています。

わりと頻度高くこのふりかえり手法で行っているのですが、さすがに飽きてくるよなというところがあったので、少しやり方を変えてみました。
やってみたこと
「どのようなチームになりたいか / どのようにことにチャレンジしたいか」-> 「どのように解決できそうか」という項目に変えて実施してみました。
いつもは少しネガティブな要素を列挙し、その課題を解消するという形でチームをよりよい方向へ持っていくようにしていましたが、今回はポジティブな側面からチームをよい方向にもっていくことを検討してみました。

結果
実施してみた結果として
「どのようなチームになりたいか / どのようにことにチャレンジしたいか」でHowの要素もちょいちょい出てしまい、「どのように解決できそうか」の列挙は実際にやらず「どのようなチームになりたいか / どのようにことにチャレンジしたいか」の付箋を書き出したあとすぐ深堀りをするようになりました。
このあたりの書き方みたいなものはもう少しどのように書いたらよいかをシェアする必要があるなと思いました。
しかしながら、どうなりたいか、どうしたいかはしっかり書いてもらうことでき、「どういう課題を解消したいか」といった観点からではでないネタがたくさん出てきたのでとてもよかったと思います。
ただし、今後毎回やっていきたいかというとちょっと悩ましいなと思いました。
毎週のようにこの項目でやると、以下のようになるのではないかと考えています。
- 少し先の未来について語る内容であるため、簡単に新しいものが出ることが少なく、内容が同質化する
- 内容の同質化により、同じ話ばかりして停滞感を感じやすい
そのため、基本はいつも実施している課題感からtryを抽出していくフレームワークでやりつつ、月に一回くらい?などの頻度で少し先を見据えたり、理想の状態から考えるふりかえりをするとバランスがよいのかなと思いました。